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月: 2018年3月

「波長が合う」は英語にも共通する表現 でも、どうやったら訳させられる?

ほかの人と話が噛み合わない時は、たいてい前提となるものの認識に各人でズレがあることが原因。共通理解を作ることがまずは重要です。 ところで、日本語と英語にも文法の前提などが少しずつ違うもの。「話が噛み合う」というちょっとした比喩を訳させるにも、まだまだ人間側が気を遣う必要があるようです。

「実際」だけではダメ?「actually」の読み解き方

英語で「actually」や「in fact」という時、「これは実際のことである」というニュアンスを足すために使われています。辞書には「実際は」や「現実には」という意味が載っていますが、「実のところ」和訳する場合には細かな注意が必要な表現なのです。

「Continue」だけが「~続ける」の英訳ではない

英語の「have been」などの現在完了は、日本語にはない文法規則です。これは「~し続けている」というような、時間的広がりを示すため使われるもの。 日本語には組み込まれていない文法を使った文章をGoogle翻訳に訳出させるには、どうすればいいのでしょう?答えは、いくつかのキーワードの組み合わせでした。

「出る」がいつでも「go out」とは翻訳できない理由

「出る」という言葉を英訳する場合、真っ先に考えつくのは「emerge」や「come out」という訳語。 では「病人が出た」の「出た」には、そうした言葉を直接当てはめてもよいものでしょうか? このような場合の「出た」をGoogle翻訳フレンドリーに書き直すにはどうすればいいか、この記事で一例を見てみましょう。

なぜ人間には「エミ」が女性の名前だとわかるのか

女の子に「太郎」と名前をつけることは、私たちの常識に反します。反対に、太郎という名前を聞いてその主が女性だと判断することもまた常識に反します。 Google翻訳にこの常識はありません。だからこそ機械は人間に勝てないのだ、という意見もありますが、そう説くまえに、人間の常識がどう形成されるのかを考える必要があるように思います。

「電話で聞いた」は、Google翻訳的に要注意の表現!

電話がかかってきて、○○が~をしたと聞いた――いかにもシンプルな表現ですが、機械翻訳がからむとちょっと注意が必要です。 英語的には、これは2つの動作と2つの主体がある文章です。問題なのは、それぞれの関係性の表現。 気をつけないとどうなるか、ちゃんと訳させるにはどうすればいいのか、この記事で見ていきましょう。

飛行機は限りなくUFOに近い?Google翻訳の謎基準を分析

もしも空飛ぶ円盤、いわゆるUFOと飛行機を混同してしまったなら、航空業界から軍事、宇宙観測、果てはオカルト研究や陰謀論まで何もかもごちゃ混ぜの大混乱に陥るに違いありません。 今のところそのような事態は起きていません。Google翻訳のウインドウ上を除いては。

「恐縮です」を訳させたかったら、まずは日本語を理解すべし

日本のビジネスシーンでは頻出語の筆頭といえる「恐縮」。日本語で使う場合にも複数の意味を内包するこの言葉を、機械翻訳はうまく訳せるものでしょうか? 結果はどうやらまだまだのよう。うまく訳させるためには、まず私たちがその言葉の含む意味合いをよく読み取る必要があるようです。