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「on second thought」のバリエーション豊かな直訳

喋っている途中で気が変わった、あるいはよりよい案が浮かんだとき、前言を撤回することを告げる英語表現に「on second thought」というものがあります。

英語の基本イディオムとしても扱われる表現ですが、今回はこの表現でGoogle翻訳をつつき回してみましょう。

冒頭でも書いたとおり、これは「考えを改めて」や「気が変わった」など、前言を撤回する時に使われる決まり文句。

直訳すると「2番目の考えでは」という言い方になるもので、最初の考えとは違う考え(=2番目)にたどり着いた、すなわち考え直したということが伝わります。

On second thoughts, I find I was in the wrong.
考え直してみれば僕の方が悪かった

婉曲的な表現とも言えるイディオムですが、そこまで込み入ったものでもありません。直感的にも十分わかりやすいものですね。

Google翻訳の訳語

ところがやっかいなのは機械翻訳の仕様で、まだまだ文意をきめ細かく捉えたり比喩を理解したりという能力はありません。

その弊害か、Google翻訳は「on second thought」をそのまま直訳しがちです。

No, on second thought, don’t tell me. I shall decide what I do.
いいえ、第二の考えで、私に教えてください。 私が何をするかを決めるでしょう。

訳させた文章が40程度なので確かには言えませんが、その全てが直訳されるとなると、しがち、というには少々過剰かも。

これほど高頻度で同じような訳文が出るのなら、読んだ時点で見当がつくわけで、読む上では却ってやりやすいのかもしれません。

余談ながら直訳文のバリエーションは2~3種類程度確認されています。

Okay, on second thought, don’t.
さて、2番目の考えで、しないでください。

That’s it. You know, on second thought, maybe I won’t have a drink with you.
それでおしまい。二番目の考えで、私はあなたと飲み物を持っていないかもしれないことは分かっています。

On second thought, perhaps I am doing the police department a grave disservice in not attempting to put them in contact with the rapist.
第2の考えでは、おそらく、私は警察に、強姦犯に接触させようとしない中で重大な不作為をしています。

さらに余談を続けて、「on second thoughts」だけを訳させれば「よく考えると」という訳文が出てきます。これはユーザーからのフィードバックで修正された結果ですが、問題なのは文章の中で使われていると直訳になってしまう点。

簡易辞書のような使い方をするならともかく翻訳機として使うことを考えると、ユーザーフィードバックの機能はどれほど品質の向上に寄与するのか、これを見ると少し疑問に感じてしまいます。

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