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「グッドラック」は誤解される?誤解を避ける別の表現を機械翻訳で!

誰かを励ますとき、応援する時に言う「がんばって!」という言葉。

日本語では当たり前に使っていますが、英語ではダイレクトに「がんばれ」とはあまり言わないものなのです。

英語では「がんばれ」という代わりに「幸運を祈る」という意味の「Good Luck」がよく使われます。日本でもかなり定着した言い方だけあって、Google翻訳でも「グッドラック」など入力すればそのまま英訳される表現。

ただし、場合によってはGoogle翻訳の英訳をそのまま使うのは考えもの。実は文脈によってはマイナスな意味に受け取られかねないのです。

この記事では「Good Luck」に潜む落とし穴を避け、Google翻訳を使って英語で「がんばれ」と言うためのやり方を紹介します。

落とし穴

「Good Luck」に潜む落とし穴とは?

実はこの表現、文脈によっては皮肉っぽい意味でも使われる言葉。

例えば誰かから、とてもできそうにないことにチャレンジすると聞かされたとき。

「こいつグータラだからどうせやりっこないだろう」なんて思いながら、ちょっとの当てこすりのつもりで「Good Luck」と言ったなら、ここには「まあせいぜい頑張れよ」というようなニュアンスが含まれることになります。

もちろん、心から相手を応援するつもりで言うこともあるかもしれません。ただ問題は、相手から嫌味だと受け取られる可能性もあるということ。

このような誤解を避けるためには、もっと別の言い方で伝えるのがベターでしょう。

I’ll keep my fingers crossed

これは「幸運を祈る」の別の言い方です。

直訳すれば「指を交差させる」というこの表現は英語圏では一般的な言い回し。

指を交差させるという動作は、古いカトリック教会のおまじないとして行われていたという記録が残っています。 それが今に伝わって、幸運を祈るというジェスチャーになったというわけ。

「Good Luck」が「運に恵まれるといいね」ぐらいの印象なのに対して、こちらは幸運を願う動作をするわけですから、文脈がどうあれ皮肉っぽい印象はかなり薄いでしょう。

英訳のポイント

直訳調の「私の指を交差させておきます」でちゃんと英訳されます。相手を応援したいときは、主語の「私」を忘れないように

You can do it

こちらはまたニュアンスの違う、「あなたならできるよ!」という表現です。

英訳のポイント

非常にシンプルで、「あなたならできる」と入力すればそれだけで出てきます。

「できるよ!」のように、主語を省くと「I can do it!」のように自分のこととして訳されてしまうので、かならず「あなた」という主語を含めましょう

自分が「がんばります」と言う場合

I’ll do my best

「ベストを尽くします」という、日本語でもおなじみの表現です。

「Please keep your fingers crossed」など、「私がうまくいくように幸運を祈ってください」という言い方もありますが、こちらの方が自発的にものごとに取り組む印象です。

これについては主語を省いた「ベストを尽くします」でも「I’ll try my best」と同じ旨の英訳をしてくれます

余談ながら、相手に対して「がんばれ!」と言う時、同じく「Do your best!」とも言うこともできます。

ただこれは少々強めの言葉なので、受け取る人によっては押しつけがましい印象になりかねません。純粋に応援したい、あるいは誤解を与えたくないのであれば、他人に対しては「Good luck」や「You can do it」のような言い方が無難でしょう。

You will not be disappointed.

これは直訳すると「あなたは失望することはありません」という文章。

「期待通りの結果を出しましょう」ということを暗に伝える言い方なので、単に「ベストを尽くす」よりも一段と自信満々に言ってみせるような言い方です。

正確に英訳させようとすると、かなり直訳調のヘンテコな日本語になります。

この言い方も「だれが」失望するかが重要。なので主語の「あなた」は欠かせません

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