英語で話すにも日本語で話すにも、雑談には基本のパターンがあって、日々していることの話をするのもその一つ。 文章の流れはだいたい何々していますという形になりますから、Google 翻訳で英訳するのもそう難しいことではないように思えます。 ところが意外な落とし穴が。 日本語と英語での文法の違いが原因で、〇〇しているという意味で使われる動詞の現在形と、今現在〇〇しているという意味での現在進行形が混同され 続きを読む
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難読漢字を読ませるとわかる、Google翻訳のある内幕
英語についてちょくちょく聞かれる不満には、スペルと読み方が一致しない場合が多すぎる、というものがあります。 でもこれ、漢字についても同じ事が言えるもの。通常の読み方とはかすりもしない読み方に変わる事例は数多くあり、Wikipediaには日本の難読地名が地域別にまとめられているほど。 このような難読漢字は知らなければほぼ読めないもの、となると、知識をデータベース化しておけるコンピューターの方が有利な 続きを読む
「大丈夫」を表す「I’m cool」、大丈夫じゃないGoogle翻訳
英語の口語表現に「I’m cool」という表現があります。これは「自分はクールだ!」と自慢しているのではなく「自分は大丈夫です」と言いたい時の表現。 Google翻訳は学習データの都合もあるのか、最近の口語表現には対応できない場合がよく見られますが、果たしてこの表現はどうなのか? 「大丈夫」の意味で「I’m cool」が使われている文章を複数訳させてみて、それぞれの訳語をチ 続きを読む
ハイフンで結んだ文章に弱いMicrosoft翻訳
文節の切り方は読点を使うものとは限りません。一文にまとめてもよさそうなものを句点で区切る、あるいは「――」のように、ダッシュを使って区切る場合もあります。 今回はコンマを使わない変則的な文区切りのある英文の訳の比較です。人間が読めば問題なく解釈できる程度のものでも、機械翻訳にとっては結構な壁になるようす。 今回の原文はゴガクルより、以下の文章。 車載カメラは、危険な接近状況を相手車両のナンバープレ 続きを読む
主語を代名詞にするとGoogle翻訳では誤訳されにくい?
機械翻訳を使う上で注意すべきパターンの一つに、原文の一部が省略されてしまうという誤訳パターンがあります。 文章が長くなると起こりやすくなる現象ですが、場合によってはごく短い文章でも発生することがあります。今回扱うのはそのようなパターン。原文がシンプルで短くとも、主語と動詞の兼ね合いによって訳文に不可解な省略が発生する文の例です。 今回の原文はWikiquoteより、とある英語のことわざです。 En 続きを読む