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「組織」と「慈善団体」から見える、エキサイト翻訳の経済観念?

日本はこれからクリスマスシーズンですが、アメリカではクリスマスシーズンの前にサンクスギビング(感謝祭)がやってきます。

サンクスギビングデイに続いてやってくる「ギビングチューズデー」の日に、今年一年を振り返ってトランプ大統領が声明を発表。

そこから読み取れたものは? 組織には「寄付」をして、慈善事業には「寄与」するのだという、エキサイト翻訳のルールです。

原文はトランプ大統領の声明文

This #GivingTuesday, I thank those who have contributed to charitable organizations, including our houses of worship, and ask that we continue to come together to give and help others in need, especially to communities devastated by the recent natural disasters. Together, we can ensure that the blessings of this holiday season are shared around the world.

全体の大まかな内容としては、今年の初めのハリケーン被害に始まり、カリフォルニアの山火事など頻発する自然災害でたくさんの人が被害を受けたので、慈悲と寛容の心を広げていきましょう、というぐらいのニュアンスです。

GivingTuesday(ギビングチューズデー)とは、いわば国際的な「寄付の日」といえます。これは2012年、ニューヨークの92nd Street Yという慈善団体と国連基金が、感謝祭(サンクスギビング)明けの火曜日を寄付の日として定着させようという運動を起こしたことが始まりです。

感謝祭の直後をギビングチューズデーと定めた理由は、過剰な消費主義への抗議です。

一年の収穫を神に感謝する催し物だった感謝祭は、今では大規模な安売り週間として有名です。感謝祭の翌日には毎年ブラックフライデーと称して小売店で大安売りが行われており、最近ではそれに加えて、オンラインショップが一斉にセールを行うサイバーマンデー(感謝祭明けの月曜日)も加わっています。

このような状況で、感謝祭の頃はアメリカ人が膨大なお金を使うタイミングです。これはいかがなものか、いたずらに消費するのでなく、他人に与えて助け合うべきではないか、という理念が、ギビングチューズデーの始まりでした。

発足以来少しずつ知名度を増してきているギビングチューズデーは、今やGoogleやマイクロソフト、ユニセフなど数多くのパートナーが参加しており、世界的に展開するムーブメントとなっています。

では、訳文を見ていきましょう。今回訳してくださったのは、Google翻訳とエキサイト翻訳のお二方。

Google翻訳

この#GivingTuesdayでは、私たちの礼拝堂を含む慈善団体に貢献した人々に感謝し、私たちが引き続き一緒に集まって、最近の自然災害によって荒廃した地域社会に必要な人々を助けて援助してもらうようお願いします。一緒に、我々はこの休暇シーズンの祝福が世界中で共有されることを保証することができます。

エキサイト翻訳

この#GivingTuesday、私が、最近の自然災害によって荒廃したコミュニティに、慈善の組織に寄付した人々に特に感謝する 礼拝の私達の家を含み、私達が、必要において他を与えて、助けるために一緒に来続けるように頼む。互いに、私達は、世界中でこの休日の季節の恩恵が共有されることを保証できる。

次のページからは、翻訳のポイントを見ていきましょう。

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