Loading...

月: 2018年4月

「~ing」という表現の、気をつけるべき用法にかかったGoogle翻訳

「disappointing」や「interesting」といった英語の形容詞は、元々動詞から派生してできた言葉です。動詞が現在形となることで「~するものである」というような形容詞として機能するという英語の文法規則が見て取れます。 しかし一般的に見る単語ならまだしも、形容詞の形で使われる例が少ない動詞がこのような用法をされている場合は少し戸惑ってしまいます。Google翻訳でさえそれは免れないよう 続きを読む

「受ける」の意味を細かく説明できないと誤訳のもと

Google翻訳が対応しづらい言葉をこれまでいくつか見てきましたが、今回のお題は「受ける」という動詞。 何気なく使っているようで、実はいくつも意味を持つ「受ける」という言葉。人間なら文脈から簡単に判断できますが、Google翻訳はそこまで読んではくれないようです。

丁寧語を人間とは異なる捉え方をしているかもしれないGoogle翻訳

「お電話」や「ご教授」などの丁寧語につく「お」や「ご」の文字。ある種慣用的な表現なので、なんとなく読み流してしまいがちなポイントです。 ところがGoogle翻訳は、こうした丁寧語の表現を文脈理解に活用しているフシが見られます。実際どれほどのものかはわかりませんが、今回扱う文章とその訳文には、そのような傾向が見られました。

「but」をめぐる二者択一でしくじったGoogle翻訳

いかに含蓄のある言葉でも、誤解曲解されてしまえば形無し。翻訳は少しの読み違いが大事に繋がるので気を遣う作業なのです。 「but」の一文字をどう解釈するか。ただその一点で解釈が二つに分かれてしまう、今回はそんな名言のおはなし。

文章の雑なシンプル化に要注意

機械翻訳にはまだまだ間違いが多いのは周知の事実。しかしその大半は、文章を逐語訳して並べただけで意味が通らない、というもの。 ……だったと思っていました。ところがGoogle翻訳は、場合により大胆に文章を再構成して間違えてくれることもあるようです。

「~ですが」が逆接にならないとき

接続詞には「~だがしかし」の逆接と、「~であり、それで」の順接があるのは周知のこと。 ですが、接続詞として使われる言葉だけからどちらかを判断することは必ずしもできることではない様子。原文を書く人間が少し気を遣わないと、機械翻訳では間違えることがあるみたいです。

1つのあいさつを2つに増やしてくれるGoogle翻訳の英訳

人工知能は人間と同レベルか、それ以上の認知的・知的能力を発揮します。しかし人間とは異なる知能の体型であるため、インプットの認識・処理のしかたは人間の常識とは異なっている可能性が大いにあります。 今回の事例はまさにそんな事例。何気ない、ともすれば読み飛ばしてしまうようなあいさつの文言に、大いに注意しなければならないかもしれません。