Loading...

「but」をめぐる二者択一でしくじったGoogle翻訳

いかに含蓄のある言葉でも、誤解曲解されてしまえば形無し。翻訳は少しの読み違いが大事に繋がるので気を遣う作業なのです。 「but」の一文字をどう解釈するか。ただその一点で解釈が二つに分かれてしまう、今回はそんな名言のおはなし。

文章の雑なシンプル化に要注意

機械翻訳にはまだまだ間違いが多いのは周知の事実。しかしその大半は、文章を逐語訳して並べただけで意味が通らない、というもの。 ……だったと思っていました。ところがGoogle翻訳は、場合により大胆に文章を再構成して間違えてくれることもあるようです。

「~ですが」が逆接にならないとき

接続詞には「~だがしかし」の逆接と、「~であり、それで」の順接があるのは周知のこと。 ですが、接続詞として使われる言葉だけからどちらかを判断することは必ずしもできることではない様子。原文を書く人間が少し気を遣わないと、機械翻訳では間違えることがあるみたいです。

1つのあいさつを2つに増やしてくれるGoogle翻訳の英訳

人工知能は人間と同レベルか、それ以上の認知的・知的能力を発揮します。しかし人間とは異なる知能の体型であるため、インプットの認識・処理のしかたは人間の常識とは異なっている可能性が大いにあります。 今回の事例はまさにそんな事例。何気ない、ともすれば読み飛ばしてしまうようなあいさつの文言に、大いに注意しなければならないかもしれません。

「波長が合う」は英語にも共通する表現 でも、どうやったら訳させられる?

ほかの人と話が噛み合わない時は、たいてい前提となるものの認識に各人でズレがあることが原因。共通理解を作ることがまずは重要です。 ところで、日本語と英語にも文法の前提などが少しずつ違うもの。「話が噛み合う」というちょっとした比喩を訳させるにも、まだまだ人間側が気を遣う必要があるようです。

「実際」だけではダメ?「actually」の読み解き方

英語で「actually」や「in fact」という時、「これは実際のことである」というニュアンスを足すために使われています。辞書には「実際は」や「現実には」という意味が載っていますが、「実のところ」和訳する場合には細かな注意が必要な表現なのです。

「Continue」だけが「~続ける」の英訳ではない

英語の「have been」などの現在完了は、日本語にはない文法規則です。これは「~し続けている」というような、時間的広がりを示すため使われるもの。 日本語には組み込まれていない文法を使った文章をGoogle翻訳に訳出させるには、どうすればいいのでしょう?答えは、いくつかのキーワードの組み合わせでした。

「出る」がいつでも「go out」とは翻訳できない理由

「出る」という言葉を英訳する場合、真っ先に考えつくのは「emerge」や「come out」という訳語。 では「病人が出た」の「出た」には、そうした言葉を直接当てはめてもよいものでしょうか? このような場合の「出た」をGoogle翻訳フレンドリーに書き直すにはどうすればいいか、この記事で一例を見てみましょう。